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【紹介】年間授業時数(年間の標準授業時数)とは


授業風景

 先日塾に回覧板が回ってきており,近くの白子中学校の学校だよりが入ってました。そこに「年間の授業時数は標準時数を上回る見込みであり、各教科の指導内容も終えることができることから、3月10日(月)からは短縮4限授業、また、17日からは平常3限授業とすることとします。」と書かれておりました。折角の機会ですので保護者様向けに年間授業時数とはなにかを今回共有させていただきます。塾長が教員時代に教務部の副主任をしていた経験も踏まえて推測も入りますがご了承ください。


 年間授業時数とは

  公立学校各学年,各教科等の授業時数は学校教育法施行規則に明記されており,その総授業時数が年間授業時数です。小学校1年生では850時間,2年生では910時間,3年生では980時間,小学4年生~中学3年生は1015時間とされています。


 年間授業時数を下回るとどうなる?

  先日県外のK市のニュースにもなっておりましたが,年間授業時数を大きく下回りそうな場合は年度末までに授業を追加して対応します。生徒にとっても教員にとっても負担が大きいのでそのようなことが無いように各学校の担当者が管理していると思われます。


 年間授業時数を上回るとどうなる?

  年間授業時数を上回って授業をしても問題はありません。ただ,上回るのが確定するのは3月になるため,成績処理や卒業生・新入生の対応,教員の配置換えなどが詰め込まれる時期に無理やり授業をする必要もないため,大きく上回る見込みの場合は短縮授業にする学校もあります。短縮授業に反対的な保護者様もいるかと思いますが,最後のテストが終わった後はやる気が無くなる場合が多いため,短縮授業にして,放課後にはそれぞれの生徒に必要なこと(勉強や部活動)をしてもらう方が効果的かもしれません。


 災害や学級閉鎖の場合

  文科省のHPには「災害や流行性疾患による学級閉鎖等の不測の事態により標準の年間授業時数を下回った場合、そのことのみをもって法令に反するものではない」とされています。そのため,新型コロナウイルス感染症対応のときにはこれが適用されました。


 以上の内容が年間授業時数の内容です。授業時数も大事ですが,子どもたちの力になっているか,十分確保できているか,必要以上の負担をかけていないか等を踏まえて考えることが大事だと私は思います。子どもたちにはやるべきことをやって楽しい学校生活を送ってほしいものですね。

 最後に軽く宣伝ですが,3月は春季講習を行いますので,勉強に時間を使った方が良いというご家庭は短縮授業の午後にでも本塾をご利用ください。詳細や応募方法はHPまたは電話番号080-7146-6546までお問い合わせください。

〒510-0212

​三重県鈴鹿市中旭が丘4丁目6-7

​(白子中学校すぐ横です)

三学塾

TEL:080-7146-6546
(生徒対応等で電話に出られない場合がございます。ご了承ください。)
mail:sanngakujyuku@gmail.com

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